第1部・出演者
【パネラー】
湯川れい子
ゆかわれいこ。数々のヒット曲を生み出した作詞家、音楽評論家として活躍。テレビやラジオなどでもお馴染み。近年は環境問題や子育て問題、ボランティア活動などにも力を注ぐ。
堤 江美
つつみえみ。文化放送アナウンサー、「カミカ」の経営を経て、現在は著作、講演、自作の詩の朗読コンサートなどで活躍中。世界一周クルーズ船・飛鳥「詩の朗読教室」講師。「能登 1000の星 1000の愛」の構成、詩やエッセイなどに関わる。
杉田明維子
すぎたあつこ。画家。個展、グループ展で作品を発表。表紙画(朝日ジャーナル、母の友、他)挿画、絵本、CDジャケット等を手掛ける。優しさの中に、古代文字などで深い精神性を表現する独特の画風が定評。「能登 1000の星 1000の愛」では、画と制作に関わる。
桝野 正博
ますのまさひろ。自然が織りなす風景の美しさになるべく気づいていたい。それは僕という人間が生きている、いちばん自然な形です。風の吹くままカメラマン。「能登1000の星 1000の愛」では、画と制作に関わる。

【コーディネーター】
中野 裕弓
なかのひろみ。世界銀行本部(ワシントンDC)人事カウンセラーでの経験を生かし、異文化交流、コミュニケーション研修、アクティヴに生きるための講演、執筆活動で活躍中。
上木 玲子
うえきれいこ。能登ラブ・レジェンド実行委員会代表。
故・福澤もろ(伝説本の生みの親)と共に能登半島各地の伝説をテーマにした「能登たなばたラブソングス」の制作をプロデュース。
96年からおよそ5年間、金沢や能登各地で20回余の福澤もろコンサートを立案・企画する。

辻口 博啓
つじぐちひろのぶ。「クープ・ド・モンド」で個人優勝した世界一のパティシエ。東京自由が丘「モンサンクレール」や二子玉川「和楽紅屋」ほかを次々とプロデュースし成功させる。多くのテレビ出演や執筆・講演などもこなす。


第2部・出演者
ICHIRO&M
ICHIRO/1977年からロック・ギタリストとしてキャリアを積む一方、ジャンルを超えて様々なアーティストとのコラボレーションで「音」を表現する。
M/ピアノやシンセサイザーを用いた演奏で静けさと情熱を表現する。暖かな人柄と温もりのある歌声で、大人から子供まで多くのファンを魅了している。名古屋「愛・地球博」の地球子供会議テーマソングを手掛ける。
ミネハハ
本名 松木美音。3歳からピアノを始め、8歳で少女合唱団入団。フェリス女学院短期大学声楽家でクラシックを学ぶ。卒業後、スタジオミュージシャンとして活躍。人形の久月、グリコ、ポンジュースなど、現在までに約3000曲ものコマーシャルソングを歌う「CMソングの女王」。現在、ソロシンガーとして各地を周り、年間50〜60カ所でコンサート活動を行っている。
ミネハハとは、北米ネイティブアメリカンのダコタ族酋長の娘の名で、ミネは水、ハハは微笑みの意味があるという。

福澤もろ(故人)
ふくざわもろ。ヴォイスアーティスト。作詞家、作曲家として、白鳥芙美子、森山良子、イルカなどに作品を提供する他、NHK「みんなのうた」、細野晴臣との共作「マージナル」(萩尾望都・原作)などを発表。
全国各地はもとよりロスアンゼルスなどでもコンサートを行う。
愛と癒しの祈りを音楽にかえて、全ての人が「本当の幸せ」を共有できることを願い、歌い続けた。1988年、能登半島に残る伝説や恋物語などと出会い、能登各地の詩曲を制作。
おもに七尾、羽咋、輪島、中島、珠洲、柳田などで3年間に約20回のコンサートを開催、総入場者数7,000名を超える。2002年5月18日逝去。享年50歳。「能登は僕の第二のふるさと」といつも語っていた。

アーヴィン・ラズロ
1932年ハンガリー生まれ、イタリア在住。世界賢人会議「ブダペストクラブ」主宰、哲学者、物理学者、音楽家。「ブダペストクラブ」には、ダライ・ラマ法王(宗教)、ジェーン・グドール(霊長類学者)、アーサー・C・クラーク(作家)、ミハエル・ゴルバチョフ(元ソビエト大統領)、ピーター・ガブリエル(音楽家)、ジョセフ・ロートブラッド(科学者)、ズービン・メータ(LAフィル指揮者)など、3人のノーベル平和賞受賞者を含む、40人にのぼる世界の賢人たちが集い未来への提言を行っている。
ローマ・クラブの創始者アウレリオ・ペッチェイの右腕として「成長の限界」などのレポート作成に参加、国連の調査訓練研究所(UNITAR)の所長として発展途上国の問題に取り組み、数々の業績をあげた。彼の提案する「量子真空エネルギー場」理論は、生命の誕生と進化の謎を解き明かすとともに「すべての存在はつながっている」という事実を、科学の側から説明できる考え方として政治、経済、科学、芸術、教育などあらゆる分野で「持続可能な未来」をめざす人々を勇気づけている。