季節駐在所開設(6月初旬)
5月末〜6月初め舳倉島において、輪島署の季節駐在所が開設される。(8月末まで)
舳倉島ではこれから夏場にかけて、刺し網・あわび漁が最盛期となり、島民が400人近くになると同時に観光客や釣り人も押し寄せるため、各種相談やトラブル処理でおまわりさんは大忙しとなる。
最近では一年中、島に定住する人(50人程)も増えてきている
輪島祭(6月の第一土・日)
塗師祭が起源であるが、市政執行後は市祭の色合いが強い。
土曜日午後、地の粉山での漆祖祭から始まり、笹キリコ行列、合同音楽隊市中大行進、産業振興祈願祭、神輿渡御をはじめ、美術展などの協賛行事が2日間にわたり繰り広げられる。
千体地蔵祭(6月24日)
地元の人による遊歩道の草刈りの後、曽々木観光の振興と自然に対する感謝を込めて、岩倉寺住職の読経のなか、関係者が客用割箸等を供えて地蔵を供養するもの。
千体地蔵というのは、国道249号線から岩倉山へ徒歩で30分ほど昇ったところにあり、風化・侵食された流紋岩と安山岩がまるでお地蔵様の様に林立しているもの。木立のそよぎだけの静寂さのなかで、思わず手を合わせたくなるような風景である。
《曽々木観光協会 TEL 32-0408》
漆かき(6月〜10月頃)
毎年6月頃から漆かき(漆の採取作業)が始まる。樹齢12年、樹高5m、直径15cm程の漆の木の幹に目切りカマで傷を着け、にじみ出る乳白色の漆の液を木製のへらで採取し、手に持った桶の中に集めていく。期間中25回前後採取を行ない、1本の木から平均150gの生漆が採れる。10月上旬まで続けられる